日暮れの街

町に出る

夫の会社に提出するための書類をもらいに農協へ行った。

約45分の道のりを歩いていった。
りんご畑のあぜ道を通っていった。
りんごを収穫しているところがあった。

軽トラックが止まっていてそこからラジオが聞こえてきた。

外国のかっこよい音楽だった。
ちょっと違和感?

素朴なりんご畑に似合わないような気がした。

うだうだといろんなことを考えながら歩いた。
やがて商店街の方に出た。

この町ゆいいつのメインストリートだ。
メインストリートといっても実にさびれている。
なにせここは過疎の町。

雑貨屋さんがあり。
そのとなりが牛乳屋さん。
そのとなりがCDショップだけど入りにくい雰囲気なのだ。

乾物屋さんの戸のところに小泉首相のやたら大きいポスターがベタベタとはってあった。
自民党支持者なのだろうな。

角の交差店にあるパン屋はつぶれそのとなりにある文房具店の店主は数年前に首吊り自殺をしてしまった。
うちの塾の塾長の同級生だったらしい。

奥さんが気丈に今も店も続けおられるようだ。
それにしてもそこの店の中はいついっても雑然としている。
どこに何が置いてあるのかわからない状態。
整理整頓がまったくされていない。
夫に聞くと昔っからそういう店だったらしい。不思議な店なのだ。

その角の交差点を右に曲がって下ってしばらくゆくと農協がある。